乳腺炎

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乳腺炎について

乳腺炎は乳腺組織の炎症であり、細菌感染によるものと、それ以外の原因によるものがあります。

簡単に治る印象を持たれていることも多いですが、実際はそれほどシンプルではなく、身体の特性や基礎疾患が影響しているケースなど、原因除去が困難な場合は長引くことがあります。

慢性乳腺炎は、一度ご受診いただければ治るというものではなく、ご自身でのケアを行っていただきながら、適切なサポートを通じて長期的な経過観察が必要です。

乳房全体に大きな炎症が及んでいたり、深部に膿がたまっていたりする場合、連携する大きな病院で切開手術を行い、その後、当院での洗浄処置を継続することがあります。

授乳中の乳房のトラブル

授乳中に胸の張りやしこり、乳頭の損傷や痛み、授乳間隔を空けたら痛くなったといったトラブルは、多くの授乳中の方が経験します。産後の体調が整わない中でのトラブルはご不安になるかと思いますが、ご自身の授乳や搾乳のタイミングをつかめるようになれば、徐々に対応出来るようになり、改善することがあります。

ご自身での搾乳、マッサージ、クーリング(冷却)、保湿を行っていただき、それでも改善しない場合、まずはご出産された病院にご相談ください。ご出産からの経緯等を把握しており、最も適切な治療・サポートが期待出来るはずです。遠方でご出産された方は、近くの助産院を検討することをお勧めします。

上記の通り、授乳中の乳房トラブルについてはご出産された病院またはお近くの助産院へのご受診をお勧めしておりますが、当院をご希望の場合は、事前にお電話でご連絡ください。また、お子様連れでご来院時は、赤ちゃんをベビーカーでお連れいただければと存じます。ご理解とご協力のほどお願いいたします。

助産師による授乳指導

初回 8,000円 30分
2回目以降 3,000円 15分

尚、授乳期間中の乳がんは通常よりも進行が早いことが知られており、早期発見が重要です。搾乳後などに自己触診を行い、定期的な乳がん検診を受けていただくことをお勧めします。しかし、授乳中は適切なマンモグラフィ検査が行えないため、断乳後半年後にマンモグラフィ検査と超音波検査の両方を受けていただくと安心です。