ホルモン補充療法中の乳がん検診

子宮頸がんのイメージ写真

ホルモン補充療法中の乳がん検診について

ホルモン補充療法と乳がんリスクの関連性についてはこれまで国際的にも議論され、使用期間、薬剤、使用量についても研究されてきました。

ホルモン補充療法ガイドラインによりますと、欧米とは異なり、日本人を対象とした研究ではホルモン補充療法による乳がんリスクは大きくないと報告されています。ホルモン補充療法による乳がんリスクは、アルコール摂取・肥満・喫煙といった生活習慣因子による乳がんリスクを上回らないということです。

しかしながら、日本女性の乳がん罹患(かかってしまう)率は、40代後半から50代前半でピークになります。ホルモン補充療法中の多くの方が、このご年代であることが考えられるため、ホルモン補充療法開始前の乳がん検診と定期的な検診が重要になります。

当院は、日本乳がん検診精度管理中央機構の定めた施設認定資格を取得しております。