乳房痛
- 2022.05.28
女性の2人に1人は生理前などに乳房痛を自覚されており、10人に1人は強い痛みであるという統計があります。殆どの場合は女性ホルモンによって起こるとされていますが、ストレスやアルコール・カフェインの摂取量に関係するとも考えられています。
日本女性心身医学会によりますと、乳房痛は思春期、月経期間、妊娠期間、閉経期と女性の一生のどの時期でも起こりうるとされており、アルコールと肝障害、循環器系の薬などで起こる可能性があると報告されています。
乳房痛自体が悪性疾患と関連することは少なく、多くの場合は心配のないもので様子を見ていただくことになります。検診を受けたことがない方や、前回の検診から1年以上空いている方、赤味やしこりを伴う場合は是非受診なさって下さい。