自費診療と保険診療について
- 2024.04.11
春爛漫、お花見シーズンとなりました。新生活を始められた皆様、おめでとうございます。クリニック最寄りの南行徳公園には桜を始め、タンポポ、チューリップなど、数々の春の花が咲いています。天気の良い日に自然に触れながら散歩していただくと、癒される力をもらえ心身ともに効果があるそうです。お陰様で当院は開院3回目の4月を迎えました。この2年間でたくさんの患者様にご来院いただき、診療できたことを幸せに思います。
春休みは子宮頸がん予防ワクチンを受けに来られる中高生が多くいらっしゃいました。15歳未満で1回目の接種を受けられた場合、半年後に2回目を接種していただき、完了となります。15歳以上の場合は、1回目の2か月後に2回目、2回目の4か月後に3回目と3回の接種が必要になります。これまで大きな副作用なく皆様には接種していただいております。接種を迷われていらっしゃる方は是非ご相談ください。事前の予約が必要になり、16歳未満の方には保護者の付き添いが必要です。市川市のHPや当院のHPをご参照いただけますと幸いです。
今回は自費診療と保険診療について書かせていいただきたいと思います。自費診療についてですが、症状のない方の自費検診、レディースドック、感染症の検査、ブライダルチェック、ワクチン接種も自費診療に入ります。
当院では市川市の子宮頸がん予防ワクチン、子宮がん検診・乳がんマンモグラフィ検診、浦安市の子宮がん検診をお受けいただけます。ワクチンや検診は自治体より補助が出る自費診療になり、問診票や受診券をお持ちいただく必要があります。
ご自身のご都合で、「生理の日にちを動かしたい」といった月経移動、「避妊のためにピルを飲みたい」といった場合も、自費診療となります。使う薬剤は同じでもクリニックによって費用が異なるのが自費診療になります。ご相談のみの場合は自費診察料がかかります。
保険診療とは、医療費負担額が3割、2割、1割となり、残りは国や自治体に負担してもらえる診療です。保険診療には厚生労働省の規定にのっとり、適応を正しく判断することが求められます。当院での場合「しこりが触れる」「乳房が痛い」「おりものがおかしい」「生理痛がひどい」等、症状があってその診察をする際に検査や診察を保険診療で行っております。診療費は安価であり、どのクリニックで受けても基本的には同じ負担額になります。
保険診療と自費診療は同日混合することが出来ません。どちらかの診療にいらっしゃってあれもこれも気になるので全部検査ということは行えませんので、お手数をおかけしますが、優先順位をつけていただき、どちらかの診療を先に行うかをお決めいただくことになります。
お誕生月が4月~9月までの方には、令和6年度の市川市検診受診券が届いていると思います。対象の方は是非お早めにご予約の上ご受診なさってください。GWまでは比較的スムーズにご案内出来ますので、年度初めに検診で異常がないことを確認し、安心してスタートを切っていただければ嬉しいです。